- いつもすぐに射精してしまう
- 早漏を直す方法なんてあるの?
- 彼女をもっと満足させたい。
早漏という症状はポピュラーですし、名前は知っているかと思います。
これだけ有名なのは、悩んでいる方が多いからです。
彼女をガッカリさせてるんじゃないか、気を遣わせてないか
と不安になりますし、男のプライドに関わる問題ですよね。
私も早漏で悩んでいた時期があるので、分かります。
そこから色々な方法を試し、現在は3~4倍は我慢できるようになりました。
人には相談しづらい悩みですし、誰も教えてくれない
早漏の直し方、早漏防止のトレーニング方法を伝授します!
何分で射精したら早漏?
いまや150人もの女性との経験をほこり、充実したセックスライフを送っている私ですが、かつては、勃起不全や早漏など、いろいろと悩んでいた時期があります。当時は、体調がよければ、勃起することもありましたが、挿入してからほんの数秒から十数秒で発射してしまうという、いわゆる「早漏」で困っていました。
早漏かどうかの目安としては、IELTという「膣内挿入から射精するまでの時間」というものがあります。一般的には、このIELTが「1~2分」に満たなければ早漏とされるようです。
わずかな刺激でも感じすぎてしまう、射精コントロールができないといったことがあれば、おそらく「1~2分」を満たすことはできないので、早漏だと思っていいと思います。
また、この1~2分を満たせられれば十分かというと、そういうわけでもありません。相手の女性が満足してくれなければ、相手からは「早漏だな、この人」と思われてしまいますから。
ちなみに、女性が希望する挿入から射精までの時間(挿入希望時間)を調査した報告があります。女性112人(20~58歳)に聞いたところ、30秒から120分(平均17.3分、中央値15分)という結果が得られたそうです。
相手の女性にもよりますが、15分ぐらい射精をコントロールできるといいみたいですね。
それでは、射精時間をコントロールする訓練法がありますので、紹介しましょう。
ストップ・スタート法
早漏の99%は気持ちの持ちようともいわれるのですが、早漏を克服するには、まず「陰茎の過敏性」を克服することが必要です。陰茎が過敏すぎると、刺激によって、すぐに射精してしまいますからね。
挿入してから、「あれあれっ」という間に射精してしまうのは、「あっもうすぐ出る!」という「射精寸前の独特の感覚」を把握できていないことが原因という考え方があります。この独特の感覚を自分で把握できるように開発されたのが、「ストップ・スタート法」という治療プログラムです。
いつもオナニーをするときには、すぐに気持ちよくなりたくて、一気に射精するまで陰茎をしごき続けることが多いかもしれません。
でも陰茎の過敏性を克服するトレーニングをするストップ・スタート法では、射精する前の独特の感覚があったら陰茎をしごくのを途中で「ストップ」してみましょう。興奮が少しおさまったら、また陰茎をしごくのを「スタート」します。
ストップ・スタート法では、陰茎をしごくのをスタート(1回目)⇒ストップ、2回目スタート⇒ストップ、3回目スタート⇒ストップ、4回目をスタートしたら射精するまで続けます。これが1サイクルです。
このトレーニングを続けることによって、陰茎への刺激に慣れて、早漏を改善することができると考えられています。
カップルでおこなうセマンズ法
ストップ・スタート法は、早漏のトレーニング方法の基本ですが、彼女などパートナーの協力が得られるのであれば、カップルで、段階的に、実際に膣への挿入で射精ががまんできるようになるまでトレーニングすることも効果的です。
第1段階では、早漏で膣への挿入はできない段階なので、パートナーの手で陰茎をしごいてもらって陰茎に刺激を与えます。女性は陰茎の感覚がわからないため膣の締めつけよりも強く陰茎を握りがちですが、あまり強く握ってもらうのはやめましょう。ストップ・スタートを繰り返して、4回目は射精するまで続けてもらいます。
第2段階は、膣に陰茎を挿入しますが、女性に上になってもらいます。膣に陰茎を挿入したら、ストップ・スタートを繰り返して、4回目は射精するまで女性に陰茎の出し入れを続けてもらいます。ここからはコンドームをつけると刺激がやわらぐのでよいかもしれません。
次の第3段階は、側臥位にて膣に陰茎を挿入して、自分で動いてみましょう。ストップ・スタートを繰り返して、4回目は射精するまで続けます。
最後の第4段階は、自分が上になる正常位で、同様にストップ・スタートを繰り返して、4回目は射精するまで陰茎の出し入れを続けます。この正常位での挿入時間が長くなれば、早漏は克服できたことになります。
面倒かもしれませんが、毎回の挿入時間を記録しておくようにすると、次第に時間が延びていくのが分かり、カップルで取り組む励みになると思います。
トレーニングの長所と短所
このようなストップとスタートを繰り返すトレーニング法には、長所と短所があります。
まず、長所としては、「費用がかからない」ことがあげられます。ストップ・スタート法は、50年以上前、現在のように早漏の薬がないころから使われている方法で、ふだんのオナニーの延長上で行えるものなので、特に新たな費用はかかりません。
一方、短所としては、早漏を克服するのに「時間がかかりすぎる」ことがあります。1日に何度も射精できるとは限りませんので、トレーニングにはある程度の期間が必要です。ましてやパートナーに協力してもらうのであれば、パートナーの都合もあるわけですから、より期間が必要ですよね。
それから、パートナーに早漏克服のトレーニングに協力してもらうということ自体に難しい面があります。そもそもパートナーがいない場合は、協力してもらうことができません。パートナーがいたとしても、婚約や結婚してからならまだしも、おつきあいしている段階で、早漏克服のトレーニングに協力してほしいとお願いできそうでしょうか?
だれにでも男のプライドがあるので、パートナーにお願いすることへの躊躇があると思いますし、「こんなことお願いをするってなんて人なの!」と、がっかりされておつきあいが終わってしまうおそれもあるでしょう。
私の経験からいうと、トレーニングは自分で行う分にはいいけれど、パートナーに依頼するのはちょっとしづらいというのが本音です。
トレーニングはパートナーとの関係性による
管理人がおこなった早漏改善法
では私はどのような方法で早漏を克服したかですが、最初は、費用もかからずいつでもできるストップ・スタート法を試してみました。でも、トレーニングをしてみて思ったのです。続ければ効果は出てくるかもしれないけれど、すぐに射精までの時間が延びるわけではないので、いつごろ効果が出てくるのかなと焦りを感じました。
そして、ネット検索で早漏に効く薬があるというのを発見してからは、射精時間を延ばすトレーニングは、時間をむだにしているみたいに思えてきました。トレーニングをしている間に、女性とつきあうチャンスを逃してしまうわけですから、もったいないのではないかと思ったわけです。
結局、射精時間を延ばすトレーニングを続けるのではなく、私は薬を使うことを選びました。
その使った薬は、プリリジーというものです。効く成分はダポキセチンです。いまなら、ジェネリック医薬品もあるので、プリリジーでも、ダポキセチンが入っているジェネリック医薬品でも、どちらでも効果はあると思います。
実際のところ効果はどうだったかというと……。早漏で悩んでいたころは、挿入してから数秒から数十秒で射精してしまっていました。ところが、薬を使ったことで、挿入してからフィニッシュするまでの時間は、3~4倍に長くなり、彼女の満足した顔も見られるようになったのです。
臨床試験で実証された効果
私の経験だけでなく、プリリジー(有効成分:ダポキセチン)が開発されたときには、臨床試験が行われていますので、その結果も紹介しますね。
臨床試験は、最初のほうで紹介した早漏の目安、IELT(膣内挿入から射精するまでの時間)の変化を、IELTが2分未満の早漏の男性1000人以上を対象に、薬でどのように変化するかが試験されました。
2分未満の早漏の男性を対象にしたのは、一般的には、1~2分に満たなければ早漏とされるからだと思います。
実際に、性行為の1~3時間前に偽薬(プラセボ)あるいはダポキセチンを30 mgか60 mg飲んでIELTがどうなったかというと、何も飲む前は平均0.9分で射精してしまっていたのが、プラセボでは平均1.9分、ダポキセチン30 mgでは平均3.2分、ダポキセチン60 mgでは平均3.5分に延長しました。
1000人を超える早漏の男性が協力して行われた臨床試験の結果は、プリリジーに確かに早漏への効果があることを証明しています。
アルコールとの併用は注意
プリリジーは医薬品ですので、飲む時に注意しなければならないことがあります。
薬は性行為の1~3時間前に飲みます。飲んでもいいのは24時間に1回だけです。プリリジーは食事に影響されないので、飲むタイミングは食事の前でも後でもよいのですが、アルコールと一緒に飲むのは避けましょう。薬はコップ1杯の水で飲むのをおすすめします。脱水症状があるときにはこの薬は飲んではいけないくらいなので。
アルコールと一緒に飲んではいけない理由ですが、アルコールと一緒に飲むと、早漏を防止する効果が弱まるうえ、めまい、眠気が起きて、動作が遅くなってしまい、危険だからです。性行為の最中に寝てしまっては元も子もありませんよね。
私もいちどだけ、プリリジーを飲む時にアルコールを飲んでしまったことがあるのですが、そのときは効果がなくなるどころか、副作用でグルグルとめまいが続き、性行為どころではなかった経験があります。
それに、アルコールを一緒に飲むと、意識を失うとか、その他の副作用が起こるリスクが高まるそうなので、本当に薬はアルコールと一緒に飲んではいけません。
また、他の薬を飲んでいる場合には、飲み合わせの悪い薬がありますので、医師や薬剤師に相談するのが安全です。
まとめ
トレーニングで早漏を改善する方法を紹介しました。長期戦で早漏を改善させる気持ちであれば、トレーニングは費用もかからない有効な方法だと思います。ただ私のように、女性とつきあうチャンスを逃したくないのであれば、また、すぐに彼女の満足する顔を見たいのであれば、薬を使うのがおすすめです。アルコールとは一緒に使えませんが、すぐにでも早漏を解決することができます。
毎日の生活をしていくなかでは、彼女ががっかりしたり気を遣ったりせずに、幸せなひと時を過ごせることがいちばんです。トレーニングをするのでも、薬を使うにしても、早漏を改善すれば、彼女との幸せなひと時が待っています。ぜひ早漏の改善にチャレンジしてみてくださいね。